●002 愛らしの雛鳥 あいらしのひなどり 〇かきねのほとりににわのうちに

 表題:愛らしの雛鳥
 読み:あいらしのひなどり

 収録:(A)女子音樂教科書 教師用 巻之3 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1911(M.44).1.15=初 ◎Copy=(K3)
    (B)童謠唱歌名曲全集 第4巻 田村虎蔵他編 京文社 1931(S.7).1.27=初 ◎Copy=(K34) ※ケルン
    (C)伴奏附唱歌集 合唱篇・輪唱篇 東京音樂教育研究會 東京音樂教育研究會 1927(S.2).6.20=初 ◎Copy=(K55) ※作者名なし

 記譜:二部合唱(伴奏付き) 変ロ長調 2/4

 インチピット:ミファ|ソラソミファ|ソラソソ

 曲:カーン,カール・アウグスト(Kern, Carl August)(1836-1897)[ドイツ]
 詞:犬童球渓


[詞] ※(A)女子音樂教科書より

1.垣根のほとりに庭の中(うち)に 友呼ぶその聲耳にすれば
  信(まこと)を忘れぬ清き心
  愛らし愛らし これのひよこ これのひよこ

2.朝(あした)も夕(ゆうべ)も親のもとに 喜びみちたる様を見れば
  慈愛をはなれて何かすだつ
  愛らし愛らし これのひよこ これのひよこ


[詞] ※(B)(C)童謠唱歌名曲全集

1.垣根のほとりに庭の中に 友よびかはせる聲をきけば
  互に親しむ心みえて
  愛らし愛らし これのひよこ これのひよこ

2.朝(あした)も夕(ゆうべ)も親のもとに よろこび集る様を見れば
  慈愛になつける心しれて
  愛らし愛らし これのひよこ これのひよこ


(C) Kyukei Kinenkan 2024